社会共創マネジメントPBL[25R1024]

科目名
Course Title
社会共創マネジメントPBL[25R1024]
Transdisciplinary Engineering Management PBL
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 人間環境工学科 クラス 共創工学部
コンピテンシー ◎創造的思考力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 24

担当教員 太田 裕治
学期 前期
曜日・時限・教室
水曜 7 8 生活科学部本館124室

受講条件・その他注意
とくにありません。受講者数が多い場合、人数制限をすることがあります。

学外企業によるファシリテーション授業です。(学生メッセージ参照)

生成系AIの活用が重点的に学べる授業となっています。また、slackを活用しますので、自身のPCにインストールしておいてください。

他者を巻き込む力、コミュニケーション力、アントレプレナーシップの基礎となるマインドセットなどを体感型で身に付けることが目標となります。

全学部全学年から受講できますが、共創工学部開講科目のため、2023年度以前入学の学生は聴講となります。

初回は4月9日(水)15時@生活本館124です。

授業の形態
講義,演習

教科書・参考文献
とくにありません。必要な資料は授業で紹介します。

ALH区分
ALHを実施しない

アクティブラーニングの技法
問題基盤型学習(PBL:Problem Based Learning),フィールドワーク

評価方法・評価割合
実習成果=40%,発表=40%,授業への参加態度=20%

主題と目標
社会における課題の解決には、問題点の所在、フィールドワーク、技術的解決法の工夫、解決方策の実装方法、アウトカム評価など、時間軸も含めた広い領域での思考とマネジメントが必要となる。ここでは、各自(ないしグループ)の課題意識に基づき、あるテーマを設定した上で、設計方策の机上デザインを通じて、一連のプロセスのマネジメントを学ぶ。

授業計画
授業の到達目標:
学生がそれぞれの視点から、問題発見を含め人間環境工学における「持続可能性のデザイン」ないし「いのちを守るデザイン」の提案とプレゼンテーションを行えるようになることを目標とする。前半では課題解決へのアプローチの概説を行い、その後、学生それぞれが課題を設定し、ディスカッションやグループワークを経て最終的なプレゼンテーションを行う。(専門知)(発見力)(発想力)(デザイン力)

概ね以下の流れで、授業を実施します。(受講状況を見ながら、柔軟に変更していきます)

イントロダクション、チームビルディング

人間環境工学における持続可能性のデザイン/いのちを守るデザインについて解説する。(専門知)

いのちを守るデザインが必要とされる住環境について解説する。(専門知)

ディスカッション1(いのちを守るデザインが必要とされる場面)について解説とディスカッションを行う。(発見力)(発想力)

ディスカッション2(いのちを守るデザインの種類と対象)について解説とディスカッションを行う。(発見力)(発想力)

グループワーク1(フィールドの選定、問の設定)を行う。(発見力)(発想力)(デザイン力)

グループワーク2(フィールドへのアプローチ方法、ペルソナ設定)を行う。(発見力)

フィールドワーク1(フィールドへの参加)を行う。(発見力)

フィールドワーク2(フィールドでの情報収集)を行う。(発見力)

フィールドワーク3(フィールドでの議論)を行う。(発想力)(デザイン力)

グループワーク3(課題解決の手法、生成AIを用いたプロダクト開発)を行う。(専門知)

グループワーク4(ユーザーテストとフィードバック分析)を行う。(専門知)

グループワーク5(プロダクトの改良と改善)を行う。(専門知)

グループワーク6(ビジネスモデル設計)を行う。(専門知)

グループによる発表を行い、ディスカッションする。

時間外学習
デザイン思考、マインドセット、社会課題解決、アイデア発想、などのキーワードで書籍を検索して読んでみてください。

学生へのメッセージ
社会を変えることは誰にでもできます。その具体的な方法を授業を通じて学んでください。2025年度は、授業のファシリテーションを、トグルホールディングス株式会社にお願いしました。同社のHPを確認して下さい。https://toggle.co.jp/

学生の問い合わせ先
共創工学部教授太田裕治ohta.yuji@ocha.ac.jp