平和と共生演習[26N0005]

科目名
Course Title
平和と共生演習[26N0005]
Seminar on Peace and Coexistence
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 全学共通科目 クラス 全学科
コンピテンシー ◎他者理解力,◎エージェンシー
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 宮原 千絵
学期 前期
曜日・時限・教室
木曜 7 8 共通講義棟1号館401室

受講条件・その他注意
予めの専門知識は必要としません。授業で紹介する参考文献等を通じ、国際協力の重要テーマ、途上国の実情について議論・検討していきます。
他大学学生の履修を可としており、授業をオンライン(Zoomを使用したリアルタイム配信)で行う可能性があります。
アクティブラーニングアワー(ALH)として、2回分の授業を課題の実施(グローバル協力センター所蔵/独立行政法人国際協力機構(JICA)が制作・公開する図書・映像の講読・視聴、あるいはリアルタイムウェビナーへの参加)に振り替える予定です。
前期に開講する「リベラルアーツ演習I 国際協力とSDGs」(26A3468)及び後期に開講する「国際協力特論」(26B2054)と一部講義内容が重なります。履修登録の際はご注意ください。

授業の形態
講義,演習

教科書・参考文献
参考文献は授業中に提示・一部は配布します。文献はグローバル協力センター図書室で貸し出し可能/全文ダウンロード可能です。事前に講読すべき教科書はありません。

ALH区分
ALH(自発的な学習時間枠)※を実施する

アクティブラーニングの技法
ミニッツペーパー(リアクションペーパー),ブレインストーミング,映像活用学習

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=45%(最終授業後に提出を求めるレポートの内容),その他=5%(公開講座として実施する授業の大学ウェブサイト上での開催報告作成、その他グローバル協力センター広報への協力),授業への参加態度=25% (授業後に提出するリアクションペーパーの回数及び内容),ALH(自発的な学習時間枠)=25%(ALHの課題提出・発表有無・内容、他学生の発表に対するコメント・質問等で判断)

主題と目標
近年、世界では様々な紛争が発生し、平和な共存社会が脅かされています。世界の人々が如何に平和で共存できる社会を実現するかは、多くの人々にとって重要な課題となってきています。
本講義では、このような世界状況の中、日本が特に開発途上国の人々との共生を目指すにあたり、密接に関連するSDGsのゴール・ターゲットをいくつか取り上げ、また、多文化共生の在り方も含めて、具体的な事業・取組みを(独立行政法人国際協力機構(JICA)の事業を中心に)紹介します。加えて、昨今、開発協力の世界で重視されている「人間の安全保障」について概観します。その上で、自身の考えを発表し、互いに議論することを通じて、複眼的思考を養うこと、平和な共生社会の実現を自分ごととして捉え、自らアクションを起こす契機とすることを目指します。

授業計画
第1回
【オリエンテーション】授業の概要、到達目標を理解する。履修生の興味・関心を知る。参考資料(文献・映像)の主なものを確認する。
第2回
【SDGsについて】国連持続可能な開発目標(SDGs)の概要・特徴・グローバルレベルでのモニタリング状況・日本での取組みの広がりなどについて理解する。特に開発途上国における現状に注目する。
第3回
【JICAについて】日本の政府開発援助を担う独立行政法人国際協力機構(JICA)の事業概要を概理解する。
第4回
ALH【第1回】 テーマ(仮):平和と緒方貞子さん 内容:複数提示する図書・映像の中から1〜2つを選び、講読・視聴し、概要と所感をまとめる。(校外学習の選択肢あり)
第5回
【ALH@発表・ディスカッション】 ALH第1回の概要と所感の発表・ディスカッションを行う
第6回
【人間の安全保障】昨今の国際協力の中で重視されている「人間の安全保障」の考え方について、外部有識者(JICA緒方貞子平和開発研究所所長)を招いたセミナーを実施予定。平和とは何か?共生とは何か?を学ぶ機会とする。SDGsセミナーとして開催予定。
第7回
【開発途上国のSDGs達成に向けた取組み@】SDGs17ゴールのうち、「ジェンダー」「保健」「地球環境」「平和と公正」(平和構築支援)などから1つを取り上げ、JICAによる開発途上国の現場での具体的な取組みを理解する。
第8回
【開発途上国のSDGs達成に向けた取組みA】SDGs17ゴールのうち、「ジェンダー」「保健」「地球環境」「平和と公正」(平和構築支援)などから1つを取り上げ、JICAによる開発途上国の現場での具体的な取組みを理解する。 ※外部講師による学内公開講座「SDGsセミナー」として開講する可能性あり。
第9回
【開発途上国のSDGs達成に向けた取組みB】SDGs17ゴールのうち、「ジェンダー」「保健」「地球環境」「平和と公正」(平和構築支援)などから1つを取り上げ、JICAによる開発途上国の現場での具体的な取組みを理解する。 ※外部講師による学内公開講座「SDGsセミナー」として開講する可能性あり。
第10回
【日本と海外移住】日本人の海外移住の歴史と現在について理解する。(一部海外移住資料館のオンライン訪問を予定)
第11回
【難民・移民・多文化共生】世界における難民の発生状況を概観するとともに、日本における難民や外国人労働者の受け入れ制度について理解を深める。
第12回
【多文化共生の現場】日本国内の多文化共生に関する課題を取り上げ、JICAや地方自治体が行う日本国内での多文化共生の取り組みについて、その概要を理解する。  ※外部講師による学内公開講座「SDGsセミナー」として開講する可能性あり。
第13回
ALH【第2回】 テーマ(仮):多文化共生の現実 内容:@自分の居住地区もしくは故郷の自治体の多文化共生プログラムを調査し、自分が参加できる・やってみたい活動とその理由をまとめる。もしくはA留学生にインタビューし、その結果をまとめる。
第14回
【ALHA発表・ディスカッション】 ALH第2回の概要と調査結果の発表・ディスカッション
第15回
【まとめ(意見交換・議論)】

時間外学習
授業ではリアクションペーパーを提出しますが、授業内容を振り返ることによって自ら考える力を向上させる狙いがあります。また、最終レポートの作成時間も必要となります。また、外部講師による講義(学内公開講座「SDGsセミナー」として実施する予定)の大学ウェブサイト上の開催報告作成を指示することがあります(「評価割合」の「その他」に該当)。授業中にmoodleで出欠を取りますが、欠席の際にはMoodleにアップロードする連絡・講義資料を必ず確認してください。

学生へのメッセージ
幅広いテーマを基本から取り上げますので専門知識は必要ありません。文献・資料・映像を読み・視聴し、議論を通じて複眼的な理解を深める姿勢を重視します。担当教員は、国連機関をはじめ、民間企業、また、独立行政法人国際協力機構(JICA)で中東地域事業を担当し且つ数回の駐在経験がある他、開発途上国支援の実務経験を幅広く有します。また、現場経験豊富な外部講師が数回授業を担当するため、幅広い事例を通じた学びを深めることができます。履修生の皆さんがSDGsを把握し、平和で共生的な社会の実現を自分ごととして捉え、自らアクションを起こす機会にして下さい。また、リアクションペーパーのやり取りを通じて、各受講者の学びを深めることに努めます。

学生の問い合わせ先
グローバル協力センター
info-cwed@cc.ocha.ac.jp