情報学演習1[25A0138]

科目名
Course Title
情報学演習1[25A0138]
Exercises in Information Sciences 1
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 情報 クラス ITと産業界
コンピテンシー ○問題解決力,○内的統制感,○エージェンシー
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 齋藤 聡
淺本 紀子
学期 後期
曜日・時限・教室
木曜 9 10 共3-409【情報科学講義室1】

受講条件・その他注意
この科目は、日鉄ソリューションズ(NSSOL)の寄附講座として開講されるものである。学部や学科に関係なく、全学の学生が受講可能である。

授業の形態
講義

教科書・参考文献
特になし。原則として、各回要約資料を配布する。

ALH区分
ALH(自発的な学習時間枠)※を実施する

アクティブラーニングの技法
ミニッツペーパー(リアクションペーパー)

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=60%(中間レポート、期末レポート),授業への参加態度=40%(毎回のリアクションペーパーに書かれた意見や内容等で判断する)

主題と目標
この授業は、日鉄ソリューションズ(NSSOL)の実務経験者を毎回ゲスト講師として招き、ITの実践的な活用を学ぶ場である。ITは現代の企業活動において不可欠であり、経済の発展や成長に大きく寄与している。授業では、システムインテグレーター(SIer)やサービスプロバイダーの視点から、製造業、金融業、流通業など多様な産業における業務システムの特徴や全体像を紹介する。また、AIやIoTといった最新技術の活用事例を通じて、企業の経営課題の解決や新規ビジネスの創造を支援する方法を学ぶ。さらに、ビジネスとしてのSIの全体像や仕事内容、ITが経済に与える影響や今後の展望についても理解を深める。これにより、IT業界における具体的なビジネスの流れやその経済的影響を理解し、将来のキャリア形成に役立てることを目指す。

授業計画
第1回
ガイダンス
IT・企業情報システム・システムインテグレーター
第2回
流通業
第3回
AIとデータ
第4回
金融業
第5回
クラウドコンピューティング
第6回
クラウドが顧客にもたらす価値 〜投資評価手法の視点から〜
第7回
組合せ最適化(スケジューリング)
第8回
【ALH1】これまでの講義をふまえて、業界を一つ選び(講義で触れられていない業界でも可)、その業界におけるIT活用の重要性・将来性について、各自の考えをまとめる。
第9回
製造業
第10回
スマートテクノロジーで変革する産業
第11回
鉄鋼業
第12回
日本企業の国際競争力とIT
第13回
これからの社会と技術
第14回
若年層におけるITリテラシーの育成 〜K3Tunnelの役割と可能性〜
まとめ
第15回
【ALH2】最新IT活用の講義をふまえて、技術トピックを一つ選び当該技術の重要性と、その技術が社会に与える影響について、各自の考えをまとめる。

時間外学習
各回の授業で使う資料は前日までにChimesに掲載しておく予定。

学生へのメッセージ
AI(人工知能)やデータサイエンスなどの革新的技術が、新しいビジネスの創出にどのように利用され、産業界にどのような影響を与えているかが注目されている。また、企業活動のあらゆる場面でIT(情報技術)が活用されており、ITなしでは企業活動を理解することは困難な時代となっている。
この講義では、ITの基本的な構成要素から始め、各業界でのITシステムの活用例を紹介する。スマートフォンやゲーム以外のITの活用方法を、日鉄ソリューションズ(NSSOL)の社員が実体験を交えて解説し、初心者でも理解しやすい内容とする。具体的なITの活用事例を通じて、ITの基礎から応用までを学ぶ絶好の機会である。興味を持って受講し、現代のビジネスにおけるITの重要性を深く理解してほしい。

学生の問い合わせ先
講師への質問等がある場合は、以下の講義専用メールアドレスまでお問い合わせることが出来る。
メールアドレス:hr-LectureOcha@jp.nssol.nipponsteel.com