服飾史資料論(1)[24D5029]

科目名
Course Title
服飾史資料論(1)[24D5029]
Using Documents in History of Costume(1)
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 生活文化学講座 クラス 生活文化学講座
コンピテンシー ◎批判的思考力
カラーコード
単位数 1.0単位 履修年次 2

担当教員 新實 五穂
学期 3学期
曜日・時限・教室
金曜 3 4 生活科学部本館124室

(1)、(2)が付く科目の履修方法
この科目は、(1)及び(2)を連続して履修してください(シラバスは両方とも確認してください)。
ただし留学により連続して履修できない場合は、担当教員に申し出てください。

受講条件・その他注意
「服飾史論(1)・(2)」を受講済みのこと。

授業の形態
講義

教科書・参考文献
深井晃子監修『カラー版世界服飾史(増補版)』美術出版社 2010年
上記以外の参考文献は、授業内で随時、紹介していく。

ALH区分
ALH(自発的な学習時間枠)※を実施する

アクティブラーニングの技法
ミニッツペーパー(リアクションペーパー),映像活用学習

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=ALHのレポート課題および中間・期末レポート課題で総合評価70%,授業への参加態度=平常点(授業内外での課題への積極的な取り組み・毎回の授業内容に関する復習課題(ミニレポート))30%

主題と目標
私たちの生活に最も身近な服飾の流行という現象を通して、社会や文化を理解することを目指す。なぜ新しい流行は次々と生まれるのか、現代の服装の中に歴史上の服装がどのように息づいているのかなどを探り、服飾が持つ社会的・文化的な意味を学び、今日の服飾事象を分析することができる姿勢を身につける。この授業では、とくに18世紀から20世紀までの服飾を中心に取り上げる。

授業計画
第1回
ガイダンス、18世紀の頭飾
第2回
18世紀の服飾
第3回
18世紀末から19世紀初めの服飾
第4回
18世紀の服飾文化(まとめ)
第5回
19世紀前半の服飾
第6回
19世紀後半の服飾
第7回
19世紀の服飾文化(まとめ)
第8回
19世紀末から20世紀初めの服飾
第9回
1910年代から1920年代の服飾
第10回
1930年代から第二次世界大戦までの服飾
第11回
第二次世界大戦後から1960年代までの服飾
第12回
1970年代から1990年代までの服飾
第13回
20世紀の服飾文化(まとめ)
第14回
18世紀から19世紀までの西洋の歴史映画を1つ選び、その映画の中の服飾を分析し、レポートを作成する。(ALH1)
第15回
20世紀の西洋の歴史映画を1つ選び、その映画の中の服飾を分析し、レポートを作成する。ただし、20世紀の映画はファッションデザイナーに関するドキュメンタリー映画なども可とする。(ALH2)

時間外学習
授業で紹介した展覧会の関連動画を鑑賞して、西洋服飾の現物調査をする姿勢を身につけること。また西洋服飾を扱った映像資料などを鑑賞し、表象分析する姿勢を身につけること。

学生へのメッセージ
受講態度を重視するので授業へ積極的に参加し、毎回の課題やコメントシートを適切に作成すること。なお授業計画は予定であり、受講者や進度に応じて内容を調整する。
また中間・期末レポート課題に関する内容・形式は授業内で指示した通りに作成すること。各レポートの提出締切に関しては、授業内で指示する。

学生の問い合わせ先
初回の授業で連絡するので、授業に必ず出席すること。授業ではMoodleを使用する予定なので、必ず自己登録し、授業の頁を参照できるようにしておくこと。