服飾文化概論[24D5077]

科目名
Course Title
服飾文化概論[24D5077]
Introduction to Cultural Study of Clothes
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 生活文化学講座 クラス 生活文化学講座
コンピテンシー ◎批判的思考力,○協働力,○他者理解力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 1

担当教員 新實 五穂
学期 後期
曜日・時限・教室
金曜 5 6 生活科学部本館124室

受講条件・その他注意
特になし。

授業の形態
講義

教科書・参考文献
資料プリントは、授業の中で適宜配布する。
また参考文献は、授業内で随時、紹介していく。

ALH区分
ALH(自発的な学習時間枠)※を実施する

アクティブラーニングの技法
ミニッツペーパー(リアクションペーパー),映像活用学習

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=ALHのレポート課題および中間・期末レポート課題で総合評価70%,授業への参加態度=平常点(授業内外での課題への積極的な取り組み・毎回の授業内容に関する復習課題(ミニレポート))30%

主題と目標
服を着ることは個人的な行為であると同時に、社会的・文化的な意味を持っている。服飾における社会・文化表象を考えるファッション展にはどのようなものがあり、いかなる目的で行われているのかを具体的な事例に学び、服飾の史的事象を考察する上で設定可能なテーマを探ることを目指す。またファッション展を批評・分析することを通じて、服飾研究の意義やその役割、問題点を理解し、今後の自身の調査・研究に生かせるように基本的な研究姿勢を身につける。

授業計画
第1回
ガイダンス、海外と日本のファッション展
第2回
ファッション展に関する振り返り(意義と問題点)
第3回
京都服飾文化研究財団(KCI)の展覧会(1):モードのジャポニスム展・ファッションとアート展
第4回
京都服飾文化研究財団(KCI)の展覧会(2):Future Beauty展
第5回
京都服飾文化研究財団(KCI)の展覧会(3):身体の夢展
第6回
京都服飾文化研究財団(KCI)の展覧会(4):COLORSファッションと色彩展
第7回
京都服飾文化研究財団(KCI)の展覧会(5):ラグジュアリー展
第8回
ファッション展を企画する機関(1):ゲストスピーカー(ファッション展を企画・開催した経験のある学芸員)による講義
第9回
ファッション展を企画する機関(2):ゲストスピーカー(ファッション展を企画・開催した経験のある学芸員)による講義
第10回
ファッション展を企画する機関(3):ゲストスピーカー(ファッション展を企画・開催した経験のある学芸員)による講義
第11回
ファッション展を企画する機関(4):ゲストスピーカー(ファッション展を企画・開催した経験のある学芸員)による講義
第12回
ファッション展を企画する機関(5):ゲストスピーカー(ファッション展を企画・開催した経験のある学芸員)による講義
第13回
ファッション展の現在と今後(まとめ)
第14回
ファッション展の見学と感想レポートの作成(ALH1)。
第15回
ファッション展の動画の視聴や文献講読による展覧会の企画レポートの作成(ALH2)。

時間外学習
授業で紹介した展覧会に足を運び、西洋服飾の現物調査をする姿勢を身につけるとともに、展覧会カタログなどを積極的に講読すること。

学生へのメッセージ
受講態度を重視するので授業へ積極的に参加し、毎回のコメントシートを適切に作成すること。なお授業計画は予定であり、受講者や進度に応じて内容を調整する。
また日本でファッション展を企画・開催した経験のある学芸員の方々による講義を通して、ファッション展で取り扱われたテーマ・内容を知り、服飾を考察する意味や意義を学ぶこと。

学生の問い合わせ先
初回の授業で連絡するので、授業に必ず出席すること。授業ではMoodleを使用する予定なので、必ず自己登録し、授業の頁を参照できるようにしておくこと。