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国際協力学
[25B2043]
科目名
Course Title
国際協力学
[25B2043]
International Cooperation
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
グローバル文化学環
クラス
グローバル文化学環
コンピテンシー
◎批判的思考力,◎問題解決力,◎エージェンシー
カラーコード
単位数
2.0
単位
履修年次
1
〜
4
年
担当教員
荒木 美奈子
学期
前期
曜日・時限・教室
金曜
5
〜
6
限
共通講義棟2号館102室
受講条件・その他注意
・国際協力・開発関連の授業を履修予定の人は、本科目は入門的な科目のため、できるだけ早い時期に受講しておくことが望ましい。
・授業に関する連絡やレジュメ・資料の掲載はMoodleを通して行います。受講予定の人はMoodleに自己登録してください。
授業の形態
講義
教科書・参考文献
教科書は指定しません。参考文献一覧を授業中に配布し、主要文献の解説を行います。
ALH区分
ALH(自発的な学習時間枠)※を実施する
アクティブラーニングの技法
ミニッツペーパー(リアクションペーパー),映像活用学習,授業前レポート
評価方法・評価割合
授業への参加態度=50% 毎回の授業後にリアクションペーパーを課し、授業の復習や小課題を行う,ALH(自発的な学習時間枠)=2回(各25%=計50%) レポート
主題と目標
本講義は、国際協力学の基礎を学ぶ講義科目です。第一に、国際協力の基本的な概念や仕組みと国際協力の背後にある主要な開発理論・政策・アプローチなどの歴史的変遷を概観します。第二に、国際機関、二国間援助機関、NGO/NPO、企業など多様なアクターが担っている役割や取り組みを学びながら、支援や協力について考えていきます。第三に、私たちの暮らしと他国・地域との繋がりを多面的に把握するなかで、国際協力についての議論を深めていきます。これらを通して、国際協力について多面的・批判的に考察し、複雑な問題群に対して自分なりの解を導き出し、アクションに結び付けていく力を身につけることを目指します。
授業計画
第1回(4月11日)オリエンテーション:授業の趣旨、授業計画、授業の進め方、評価方法などについての説明、アンケート
第2回 (4月18日)国際協力をめぐる開発理論・政策の変遷(1) 近代化論、従属理論、ベーシック・ヒューマン・ニーズ(BHN)、持続可能な開発など
第3回 (4月25日)国際協力をめぐる開発理論・政策の変遷(2)参加型開発、開発と女性(WID)/ジェンダーと開発(GAD)、内発的発展論など
第4回 (5月2日)国際協力をめぐる開発理論・政策の変遷(3)人間の安全保障、ミレニアム開発目標(MDGs)、持続可能な開発目標(SDGs)など
第5回 (5月9日)多様なアクターによる国際協力(1)全体の枠組み、国際機関
第6回 (5月16日)【ALH1】国際協力をめぐる開発理論・政策の変遷に関するレポート
第7回 (5月23日)ALH1に基づくグループ討論、各グループから全体への報告、ALH1への教員からのフィードバック(講評)
第8回 (5月30日)多様なアクターによる国際協力(2)政府開発援助(ODA)、二国間援助機関
第9回 (6月6日)多様なアクターによる国際協力(3)NGO/NPO、企業
第10回 (6月13日)身近な国際協力を考える〜フェアトレード、エシカルファッション
第11回 (6月20日)【ALH2】多様なアクターによる国際協力に関するレポート
第12回 (6月27日)私たちの暮らしと他所との繋がりのなかで考える「国際協力」(1)
第13回 (7月4日)私たちの暮らしと他所との繋がりのなかで考える「国際協力」(2)
第14回 (7月11日)ALH2に基づくグループ討論、各グループから全体への報告
第15回 (7月18日)ALH2の教員からのフィードバック(講評)、総括
【授業13回+ALH2回=計15回】
※授業の進み具体等によってスケジュールが変更になる場合もあります。
時間外学習
1)予習より復習やさらなる学習(further study)を重視します。毎回の授業後に、授業で紹介した参考文献を読んだり、関連サイトを閲覧したうえで、復習・さらなる学習のポイント/問いを参照しながらコメントペーパーを作成してもらいます。
2)国際協力に関連したイベントや研究会・セミナーなどに積極的に参加することが推奨されます。授業中に教員から随時情報を提供しますが、学生からの情報共有も歓迎します。
学生へのメッセージ
1)国際協力学を専門的に学んでいきたい人のみならず、これまで関心がなかった人にとっても、時代のテーマや諸問題とのインタラクションの場となるような授業を目指します。学科・学部・学年を越えた幅広い受講者を歓迎します!
2)「国際協力学」の授業では、国際社会が直面する困難や問題、支援・協力に焦点をあてますが、対象となる国々は多様な地域特性や魅力的な側面を併せ持っています。今年度後期に開講する「アフリカ社会文化論」は、ネガティブな側面のみならずポジティブな側面もとりあげ多面的にアフリカの国や地域を理解することを目指す授業です。併せての受講をお勧めします。
学生の問い合わせ先
荒木(araki.minako@ocha.ac.jp)