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ことばと世界3 論理学
[26A2303]
科目名
Course Title
ことばと世界3 論理学
[26A2303]
Language in the World 3: Introduction to logic
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
文理融合リベラルアーツ
クラス
全学科
コンピテンシー
◎批判的思考力,◎問題解決力
カラーコード
単位数
2.0
単位
履修年次
1
〜
4
年
担当教員
佐藤 有理
学期
後期
曜日・時限・教室
水曜
3
〜
4
限
共通講義棟1号館301室
受講条件・その他注意
講義中に問題演習を行うので、ノートを用意することをお薦めします。受講上の前提条件はありません。特別な事前知識は仮定していません。
授業の形態
講義,演習
教科書・参考文献
授業スライドはダウンロードできるようにします。教科書指定にはしませんが、授業内容は以下の本に基本的に準拠します:
-『一歩ずつマスターする 論理学入門』峯島宏次、慶應義塾大学出版会 (2025) 978-4766430158
ALH区分
ALHを実施しない
評価方法・評価割合
期末試験=80%,授業への参加態度=20%
主題と目標
この講義は、現代論理学の入門コースです。現代論理学は、記号論理学とも呼ばれ、形式・人工言語を導入した上で、推論(inference)あるいは論証(argument)について分析を行います。特にこの講義では、古典論理(Classical Logic)のうち命題論理(Propositional Logic)と呼ばれる最も基礎となるシステムにおいて、意味論(真理表)と証明論(自然演繹)それぞれの観点から、正しい推論を誤った推論から区別する原理的な方法を学びます。残りの時間で命題論理の拡張システムである述語論理(Predicate Logic)も限定的に扱います。
この講義は、論理に関するスキルの習得を目標とし、各回は解説と演習の組み合わせで進めていきます。期末試験では、非論述式の記述試験(論理の問題を解くことが求められます)を行います。
授業計画
第1回
インフォーマルな推論の分析
第2回
日本語の記号化、命題論理の形式言語
第3回
命題論理の意味論(1):真理値分析
第4回
命題論理の意味論(2):真理条件的に同値な論理式と同値変形、トートロジーと矛盾式
第5回
命題論理の意味論(3):真理値分析に基づいた推論の妥当性判定、真理値分析に基づいた矛盾と整合性の判定
第6回
命題論理の証明論(1):証明論導入、自然演繹体系の推論規則【条件法の除去規則】【連言の除去規則】【連言の導入規則】
第7回
命題論理の証明論(2):自然演繹体系の推論規則【条件法の導入規則】
第8回
命題論理の証明論(3):自然演繹体系の推論規則【否定の除去規則】【否定の導入規則】
第9回
命題論理の証明論(4):自然演繹体系の推論規則【選言の導入規則】【選言の除去規則】
第10回
命題論理の証明論(5):自然演繹体系の推論規則【矛盾の除去規則】
第11回
命題論理の証明論(6):自然演繹体系の推論規則【背理法RAA】
第12回
命題論理から述語論理への拡張、述語論理の形式言語
第13回
述語論理の意味論:モデル、充足可能性、推論の非妥当性(反例モデル)
第14回
述語論理の証明論:自然演繹体系の推論規則【全称量化子の除去規則】【全称量化子の導入規則】【存在量化子の導入規則】【存在量化子の除去規則】
第15回
まとめ
時間外学習
授業で扱った練習問題を自力で解けるようになるまで充分に復習するようにしてください。積み重ねなので先に進めば進むほど難しくなっていきます。
学生へのメッセージ
本科目の目指すところは現代論理・記号論理ですが、それを学ぶ上では、論理を形式理論としてだけみなす必要はありません。われわれの日常的な場面と結びつけ、具体例を交えながら理解を深めていくことも可能です。授業では、そのためのサポートも行いたいと思っています。 現代論理学を学ぶということは、なにかを暗記する作業ではなく、これまで出会ったことのない未知の問題にも適用できるようなある種の一般的な考え方や手続きを身につけることです。そのためには、わからないところがあれば、どこがわからないのかをはっきりさせ、そのつど疑問点を解消していく必要があります。論理学の授業は、そのような学習のスキルを身につける格好の機会になります。
学生の問い合わせ先
オフィスアワー、連絡先は初回の授業でお伝えします。