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教育開発演習U
[26B1357]
科目名
Course Title
教育開発演習U
[26B1357]
Seminar: Educational Development U
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
教育科学コース
クラス
教育科学コース
コンピテンシー
◎批判的思考力,◎エージェンシー,○創造的思考力
カラーコード
単位数
2.0
単位
履修年次
3
〜
4
年
担当教員
浜野 隆
学期
前期
曜日・時限・教室
木曜
5
〜
6
限
文教育学部1号館221室人社第2演習室
授業の形態
講義,演習
教科書・参考文献
(参考文献)
UNESCO「グローバル教育モニタリングレポート」、UNICEF「世界子供白書」「イノチェンティレポート」
ALH区分
ALHを実施しない
アクティブラーニングの技法
ミニッツペーパー(リアクションペーパー),輪読
評価方法・評価割合
発表=60%,授業への参加態度=40%(リアクションペーパー・グループワークに書かれた意見や内容等で判断する)
主題と目標
・「教育開発」をめぐる内外の動向について学び、理解を深めますます。教育開発の基礎をなす領域として「比較教育学」があります。この授業では、比較教育・教育開発を扱います。
・比較教育とは「諸文化、諸民族、諸国家ごとに異なる教育の実態を比較考察することによって、教育の本質を明らかにし、また現実の教育の改善に資することを目的とする教育学研究の一部門」です。海外の教育と比較することにより、教育改善へのヒントを得たり、教育の本質を理解することを目的にします。諸外国との比較において日本の教育はどのような特質をもつのか、グローバル化の中で教育はどのような変容しているのか、様々な地域の教育に目を向け、比較教育に関する理解を深めます。また、「比較」は必ずしも「国際比較」に限りません。国内の地域間、都道府県間の比較からも興味深い知見が得られます。
・比較教育・教育開発について理解を深める。今年度は特に、国内外の教育界において注目が高まりつつある「非認知スキル(非認知能力・社会情動スキル)」「レジリエンス」「ジェンダー」「子育て」「幼児教育」など多方面にわたって学ぶ予定です。対象は、先進国・発展途上国を問わないが、グローバリゼーション、国際機関、非国家アクターなど、国際教育開発の現状については一通りの説明をします。世界の教育の現状と課題、教育開発のための国際協力を学びます。
授業計画
次期学習指導要領でもキーワードの一つとなっている「ウエルビーイング」をどう捉えるか、非認知能力とウエルビーイングの関係、子ども期の体験の長期効果、
現在の教育開発で注目されるテーマとなっている平和構築、逆ジェンダーギャップなどに関する文献を全体の共通文献として読みあわせていきたいと思います。
教育開発演習Uでは、下記のようなテーマを予定していますが、これらの枠にとらわれず、参加者の皆さんの個別の興味に応じた文献も併せて読んでいければと思っています。
1.比較教育・教育開発についての基礎理解、SDGsのなかの教育開発
2.ウエルビーイング
3.北欧諸国の「幸福」に学ぶ教育開発:デンマーク、フィンランドなど
4.子どもの貧困と教育格差
5.非認知能力
6.ジェンダーと教育
7.幼児教育・保育
8.子ども期の逆境体験(ACE)とポジティブな体験(PCE)
9.家庭教育と子育て
10.職業教育・キャリア教育
11.多文化共生
12.日本の国際教育協力
13. 平和構築と紛争解決
14.生涯学習・ノンフォーマル教育
15.教育とインクルージョン
時間外学習
・次回の授業で取り扱う資料が指定された場合はその資料を事前に読んでおくこと。
学生へのメッセージ
・授業で配布された資料には熟読するとともに、関連する資料を収集し、学習を深めてください。
・授業での指示に応じて、発表の準備、およびディスカッション参加のための事前学習をしてきてください。
・教育開発の基礎となるのが比較教育です。比較教育は「世界の国や文化圏における教育を、歴史的・現代的な観点から比較し、また、それぞれの間の様々な関係や、国、文化圏をこえる世界(地球)的な関係などを明らかにし、教育の本質的なあり方を究めようとする学問」で、教育の国際比較、地域間比較をおこなうものです。教育開発論の基礎領域でもあります。
教育のありとあらゆる領域が比較の対象となります(家庭・学校・社会の教育、教育制度、学校組織・編制、学校文化、教材、時間割、試験、行事、制服、教員、しつけ、通過儀礼、人間関係、組織や風土、モラルや宗教など。子どもや若者の意識の国際比較。)。海外との比較により日本の特質を明らかにする、外国との比較によって自国の教育への理解を深める、異文化間教育について理解する、地域研究としての比較教育学、教育開発の基礎領域としての比較教育学を理解することをめざします。