社会統計学T[23D0704]

科目名
Course Title
社会統計学T[23D0704]
Social Statistics T
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 生活社会科学講座 クラス 生活社会科学講座
コンピテンシー ◎批判的思考力,◎創造的思考力,◎問題解決力,○他者理解力,○対人葛藤解決力,○自己制御力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 2

担当教員 荒木 万寿夫
学期 1学期
曜日・時限・教室
月曜 3 4 共通講義棟1号館301室
火曜 3 4 共通講義棟2号館101室

受講条件・その他注意
高校数学程度を講義の前提とします.また,コンピュータを利用する課題があるため,PCの基本的な操作技術が必要です.

授業の形態
講義

教科書・参考文献
【教科書】美添泰人・荒木万寿夫・元山斉共著 『スタンダード経済データの統計分析』(培風館)、2020年、2640円(税込)
【参考文献】日本統計学会編 改訂版『統計学基礎』(東京図書),2015年
※その他,適宜プリント等を配布する

ALH区分
ALHを実施しない

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=学期期末にレポートを出題する.(レポート:100%)

主題と目標
データ分析に際して基礎となる推測統計学を学ぶ.始めにデータの記述的整理を復習しながら,Excelを用いて,データの基本集計や適切な図表作成の技術を習得する.次に確率論の基礎として,確率変数の概念と代表的な確率分布とその応用例を紹介するとともに,標本調査におけるランダム・サンプリングの意義を理解する.最後に,基本的な推定と統計的仮説検定を学び,具体的な問題が独力で解けるようになることを目指す.

授業計画
1. 授業のガイダンスと数理的な予備知識の確認
2. 記述統計(1)
3. 記述統計(2)
4. 記述統計(3)
5. 事象と確率
6. 推測統計と確率変数
7. 記述統計に関わる実習
8. 確率変数の平均と分散
9. 確率変数とさまざまな確率分布
10. 正規分布とその性質
11. 中心極限定理
12. 母平均の推定〜点推定と区間推定〜
13. 確率分布に関わる演習
14. 統計的仮説検定の考え方
15. 推定と検定の問題

時間外学習
授業では,主にExcelを使った集計や作図の手順を示しますが,同様な操作が独りで出来るか,必ず復習しておくことが必要です.

学生へのメッセージ
エクセルを利用したシミュレーション等で授業での説明を捕捉したり,あるいは,操作方法を実習的に紹介したりしますので,もし可能であればノートPCを授業に持ってこられると良いと思います.

学生の問い合わせ先
授業に係る全ての連絡は,お茶大Moodle(Chimes2024)で行います.