システム工学[23D2022]

科目名
Course Title
システム工学[23D2022]
System Engineering
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 人間・環境科学科 クラス 人間・環境科学科
コンピテンシー ○批判的思考力,○問題解決力,○内的統制感
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 23

担当教員 中溝 大機
長澤 夏子
学期 後期
曜日・時限・教室
火曜 1 2 生活科学部本館127室

授業の形態
講義,実習・実技,対面授業のみ

教科書・参考文献
教科書はありません。補足資料は授業で配布します。

ALH区分
ALHを実施しない

アクティブラーニングの技法
AL技法は授業に用いない

評価方法・評価割合
期末試験=70%程度,その他=10%程度(状況に応じた学外見学会等),授業への参加態度=20%程度

主題と目標
建物の振動制御を目的としたシステム工学に関する講義を行う。前半では、振動工学・自動制御などに関する基礎的事項に関する学習を行う。また、後半では、具体的な建築物の振動制御を題材に、動的システム・状態空間表示などに関するシステム工学の講義を行う。ラプラス変換、微分方程式、フーリエ変換などの数学的ツールを一通り復習しておくこと。

授業計画
以下の内容を15回にわけて実施する。

1)システム工学とは
2)建物における振動(振動現象に関する考え方)
3)1質点系の振動
 動力学
 非減衰自由振動
 減衰自由振動
 強制振動
4) 動的システムの表現
 時間領域表現
 周波数領域表現
5) システム制御
 パッシブ制御
 ラプラス変換
 伝達関数
 状態空間表現
 アクティブ制御
6) システム同定

*授業中に行う、リアクションペーパー等に書かれた意見や内容、小テスト等で参加態度を判断する
※上記は学習項目のリストです。概ねこの順序に従って講義が行われますが、毎週の講義内容とは必ずしも一致しません。


時間外学習
講義の内容について参考書および、その他の資料などを参考に、予習と復習を行う。

学生へのメッセージ
担当教員は建築構造設計の実務の場において、本講義の内容を基本技術として活用しています。講義の流れに沿って知識を得る学習はもちろん、演習内容を通して理論を理解し、自身の考えを説明できる力をつけることができるような授業計画となっていますので頑張りましょう。