基礎線形代数学[24A0012]

科目名
Course Title
基礎線形代数学[24A0012]
Basic Linear Algebra
科目区分・科目種 基礎講義 クラス 全学科
コンピテンシー
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 関根 正幸
学期 前期
曜日・時限・教室
火曜 7 8 理学部3号館701室

受講条件・その他注意
特になし
※数学科、情報科学科の学生は履修できません。

授業の形態
講義

教科書・参考文献
2016年度前期は

村上 正康・野澤 宗平・稲葉 尚志・佐藤 恒雄 著
「教養の線形代数」六訂版 (培風館)

を主な教科書として使用します。

ALH区分
ALHを実施しない

評価方法・評価割合
期末試験=40%,中間試験=40%,小論文(レポート)=20%(4回出題)

主題と目標
線形代数学の基礎のうち、行列の演算、行列の基本変形を用いた連立一次方程式の解法、階段行列(簡約行列)と階数、逆行列の求め方、行列式の定義と性質について講義します。

授業計画
第1回
行列の定義と演算(和・スカラー倍・積)
第2回
行列の演算法則
第3回
行列の転置・逆行列・行列の分割
第4回
行列の基本変形・階段行列の特徴付け
第5回
掃き出し法の解説
第6回
連立一次方程式の解法・不定解の表示
第7回
逆行列の掃き出し法による導出・基本行列
第8回
授業の振り返り1
第9回
行列式の定義(2次・3次)
第10回
一般の次数の行列式
第11回
行列式の性質・高次の行列式の計算
第12回
余因子展開・逆行列の公式
第13回
クラメールの公式・行列の固有値
第14回
行列の固有ベクトル・対角化
第15回
今までの復習
第16回
授業の振り返り2

時間外学習
講義で扱う事柄については、授業時間内に理解することが望ましいが、それが難しい場合、十分な復習を行い次回の授業までに理解しておくこと。
また、数学は具体的な問題を実際に解くことで理解が深まることが多いが、授業中に十分な演習の時間を確保できないため、各自で例題を解くなどしておくこと。

学生へのメッセージ
3〜4週毎にレポート問題を出題します。
これは、定期試験の問題の大半をレポート問題の類問とするので、定期試験の準備になるばかりでなく、
レポート提出1回につき5点の点数となるので、なるべく提出してください。
なお、欠席数の多い学生は、最大10点のペナルティを課すことがあるので、注意してください。