情報処理学(1)[24A0185]

科目名
Course Title
情報処理学(1)[24A0185]
Information Processing (1)
科目区分・科目種 情報 クラス 全学科
コンピテンシー ◎協働力,◎他者理解力,◎対人葛藤解決力
カラーコード
単位数 1.0単位 履修年次 14

担当教員 新任教員
学期 3学期
曜日・時限・教室
月曜 1 2 理学部3号館601室【ITルーム1】

(1)、(2)が付く科目の履修方法
この科目は、(1)及び(2)を連続して履修してください(シラバスは両方とも確認してください)。
ただし留学により連続して履修できない場合は、担当教員に申し出てください。

授業の形態
講義,実習・実技

教科書・参考文献
「メディアリテラシ」植田祐子著,サイエンス社,ISBN 978-4-7819-1298-1

ALH区分
ALH(自発的な学習時間枠)※を実施する

アクティブラーニングの技法
ピア・インストラクション

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=20% (学期末レポート),実習成果=60% (小レポート),授業への参加態度=10%(応用課題への取り組み)

主題と目標
新型コロナウイルスの出現によって、企業の在宅勤務や大学のオンライン授業など、我々の日常生活の仕方が大きく変わりました。実際に企業や大学などの対応方法は様々で、これまでとは全く異なる価値観が生まれています。例えば、住んでいる場所に関係なく世界のどこからでも仕事ができるような環境も選択できるようになってきました。このような環境の実現には、高速なネットワーク回線やパソコンの高性能化など、情報技術の発展とそれを最大限に活用できる高度な人材が不可欠です。情報処理に関する幅広い知識を身につけることによって、将来の選択肢が広がるだけでなく、色々な場面での適切な対応が可能になると考えられます。そこで本授業では、情報処理に関して、ソフトウェアの使い方だけでなく、ハードウェアや情報セキュリティなどの基本的な知識や技術を習得することを目標とします。

授業計画
情報処理学(1)を受講後に連続して、情報処理学(2)を受講してください。

情報処理学(1)
第1回 ガイダンス、情報とは
第2回 アナログとデジタル、文字コード
第3回 ハードウェア
第4回 ソフトウェア
第5回 ネットワーク
第6回 データベース
第7回 情報システム
(第8回(未定))ALH パソコンの性能を調べる(グループワーク)(前半のどこかの回を予定)
全8回

情報処理学(2)
第1回 情報セキュリティと情報法
第2回 暗号化(1)共通鍵暗号と公開鍵暗号
第3回 暗号化(2)最新の暗号化技術
第4回 情報処理の歴史
第5回 身近な情報処理技術(1)デジタル化の現状
第6回 身近な情報処理技術(2)コロナ禍による変化
第7回 まとめ
(第8回(未定))ALH 情報処理技術により可能となった身近な実例(オンライン授業等)を調査する(グループワーク)(後半のどこかの回を予定)
全8回

時間外学習
8回全体で2、3回の小レポート課題を提示します。また学期末レポート課題を課します。課題全てにつき、所定の方法により期限までに提出してください。

学生へのメッセージ
コロナ禍では在宅勤務やリモート会議など、人と人との接触機会を減らすことが求められています。最初は抵抗があったものの、今では情報技術を活用する様々な活動のメリットも見えてきました。これまでの慣例にとらわれず、情報処理の知識や技術を活用して、新しいアイデアを生み出していきましょう。

学生の問い合わせ先
ogashiwa.kahori@ocha.ac.jp