文理融合データサイエンスV[24A0190]

科目名
Course Title
文理融合データサイエンスV[24A0190]
Interdisciplinary program on data science V
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 情報 クラス 全学科
コンピテンシー ○批判的思考力,○協働力,○省察的思考力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 松浦 司
伊藤 貴之
学期 後期
曜日・時限・教室
木曜 3 4 理学部3号館601室【ITルーム1】

受講条件・その他注意
特になし

授業の形態
講義,演習

教科書・参考文献
参考文献
星野匡郎・田中久稔『Rによる実証分析』

ALH区分
ALH(自発的な学習時間枠)※を実施する

アクティブラーニングの技法
ミニッツペーパー(リアクションペーパー),反転授業

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=e-statのデータをRを用いて、自分の興味がある課題に対して分析を行ったレポートを提出(20%),発表=e-statのデータをRを用いて、自分の興味がある課題に対して分析を行ったレポートを発表(10%),授業への参加態度=授業で扱った統計手法や図表等の視覚化を用いる技法に習熟すること(60%),ALH(自発的な学習時間枠)=授業で扱った統計手法や図表等の視覚化を用い、関心があるトピックについてデータに基づき論じてもらいます(10%)

主題と目標
本授業では統計学や計量経済学の理論的な知識を取得することと、ExcelやRなどの計量ソフトを使用してデータ分析ができることを目的とする。主なデータはe-statからダウンロードして用いるが、個票データを使うことも検討する。

授業計画
1.記述統計1:分散、共分散、相関係数などをExcelを使って理解する
2.記述統計2:e-statのデータを用いて、Excelで散布図などを作成する
3.推測統計1:Excelによる標本平均の平均と分散、t検定を計算する
4.推測統計2:Excelによる平均の差の検定をExcelを用いて計算する(t検定)
5.推測統計3:Excelによる3変数以上の平均の差の検定(分散分析)
6.回帰分析1:Excelによる単回帰分析、最小二乗法
7.回帰分析2:Excelによる重回帰分析
8. 回帰分析3:Excelで賃金センサスを用いて賃金と年齢の関係を分析する
9.回帰分析4:Excelで賃金センサスを用いて賃金カーブの男女格差を検証する(交差項)
10. Rによるデータの読み込み
11. Rでクロス表、散布図、ヒストグラムの作成
12. Rを用いた実証分析 (1):重回帰分析
13. Rを用いた実証分析 (2):パネルデータ分析
14. ALH (1):e statを用いたExcelによる分析
15. ALH (2):e statを用いたRによる分析

時間外学習
e-Statから政府統計を自分で加工してデータ分析を行うような課題をいくつか出す予定です。

学生へのメッセージ
この授業では、統計学や計量経済学の理論的な知識の取得だけではなく、ExcelやRを使った演習を行います。データ分析に興味のある人の積極的な履修を期待します。

学生の問い合わせ先
t-matsu@tamacc.chuo-u.ac.jp
「文理融合データサイエンスV」の受講生であることを明記してください。