情報学演習2[24A0194]

科目名
Course Title
情報学演習2[24A0194]
Exercises in Information Sciences 2
科目区分・科目種 情報 クラス オープンデータ
コンピテンシー ◎協働力,◎他者理解力,◎対人葛藤解決力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 新任教員
学期 後集中

授業の形態
講義,演習

教科書・参考文献
「メディアリテラシ」植田祐子著,サイエンス社,ISBN 978-4-7819-1298-1

ALH区分
ALH(自発的な学習時間枠)※を実施する

アクティブラーニングの技法
ピア・インストラクション

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=20%(学期末レポート),実習成果=60%(小レポート),授業への参加態度=10%(応用課題への取り組み)

主題と目標
近年、オープンデータを活用した取り組みが広がっており、特に地方自治体においてこの傾向が強くなっています。本授業では、オープンデータを活用するにあたって必要となるライセンスやコンプライアンスなどに関する知識、データ処理(整形、加工などの前処理)についてのスキルを身につけることを目標とします。前半では主にオープンデータの動向と日本政府や地方自治体での具体的な事例を紹介します。後半では、Microsoft ExcelやRなどのツールを使って、実データを機械判読可能な形式に整形し、データを処理し、分析する能力を身につけることを目標とします。

授業計画
第1回 ガイダンス
第2回 オープンデータとは
第3回 世界のオープンデータの動向
第4回 日本におけるオープンデータの取り組み(1)(日本政府)
第5回 日本におけるオープンデータの取り組み(2)(地域の取り組みの紹介)
第6回 コンプライアンス、ライセンス(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)
第7回 情報セキュリティ(個人情報と情報公開)
(第8回(未定))ALH1 オンライン講座の受講(総務省等のオープンデータに関係するオンライン講座を予定)(オンライン講座の日程調整により、第2回以降のどこかの回を予定)

第9回 データの収集と整形、加工
第10回 BIツールによる可視化(1)Microsoft Excel
第11回 BIツールによる可視化(2)Tableau
第12回 RやMicrosoft Excelを用いたデータ分析(1)収集・整形
第13回 RやMicrosoft Excelを用いたデータ分析(2)クロス集計・グラフ作成
第14回 まとめ(プレゼン)
(第15回(未定))ALH2 オープンデータの調査・収集(グループワーク)(後半の第8回以降のどこかの回を予定)
全15回

時間外学習
15回全体で5回程度の小レポート課題を提示します。また学期末レポート課題を課します。課題全てにつき、所定の方法により期限までに提出してください。

学生へのメッセージ
世界でのオープンデータの動向を概観しながら、日本政府や地方自治体におけるオープンデータを活用した事例を紹介します。オープン化によって、どのような価値が創造されるのでしょうか。