応用生活統計学(1)[24D5041]

科目名
Course Title
応用生活統計学(1)[24D5041]
Applied Life Statistics(1)
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 生活社会科学講座 クラス 生活社会科学講座
コンピテンシー ○批判的思考力,○協働力,○問題解決力
カラーコード
単位数 1.0単位 履修年次 1

担当教員 松浦 司
学期 3学期
曜日・時限・教室
木曜 9 10 理学部3号館601室【ITルーム1】

(1)、(2)が付く科目の履修方法
この科目は、(1)及び(2)を連続して履修してください(シラバスは両方とも確認してください)。
ただし留学により連続して履修できない場合は、担当教員に申し出てください。

受講条件・その他注意
2013年度までの「応用生活統計学」(2単位)が「同(1)」と「同(2)」の1単位科目×2に分割された。
応用生活統計学(1),応用生活統計学(2)はそれぞれ90分×8週である。
社会調査士認定科目とする為には,(1)と(2)を必ず同一年度に履修しなければならない。

オンラインでの参加希望は別途、相談に応じる。


受講条件は以下のとおりとする。
1 生活科学部人間生活学科の学生。
2 文教育学部人間社会科学科社会学主プログラム選択者。
3「社会調査士」を志望する者。この場合は、「履修登録締め切り日」より以前に、「社会調査士」資格取得希望の旨、生活科学部人間生活学科生活社会科学講座に申請すること。
具体的には、生活社会科学講座助手室(本館301)に来て申請する。

授業の形態
講義,実習・実技

教科書・参考文献
初回の授業で指定する

ALH区分
ALH(自発的な学習時間枠)※を実施する

アクティブラーニングの技法
ミニッツペーパー(リアクションペーパー),反転授業

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=20% 授業で扱った統計手法や図表等の視覚化を用い,関心があるトピックについてデータに基づき論じてもらいます.,発表=10% 発表のテーマと報告の明確性,授業への参加態度=60% 授業の出席や参加態度,ALH(自発的な学習時間枠)=10% 発表のための事前準備や共同作業への参加度

主題と目標
Excelによるデータ処理に重点をおき、演算・集計・グラフ作成の手法を身につける。度数分布や代表値、散布度、相関係数などの記述統計量を用いて、公的統計等のデータを解釈し、簡単なレポートにまとめられるようになることを目指す。

授業計画
1  授業についてのガイダンス、各種公的統計データの説明
2  四則演算、相対・絶対参照
3  基本統計量(1) :平均値、中央値、分散、標準偏差
4  基本統計量(2):共分散と相関係数
5  散布図と回帰直線
6  因果関係と相関関係
7  区間推定
8  検定
9  回帰分析(1) :回帰係数
10  回帰分析(2) :係数の検定
11  回帰分析(3) :決定係数
12  回帰分析(4) :ダミー変数
13  回帰分析(5) :重回帰分析
14  ALH(1) :e-statを用いた図表の作成
15  ALH(2) :e-statを用いた計量分析
応用生活統計学(1)では1〜8を,応用生活統計学(2)では9〜15を扱う。

時間外学習
Excel関数の使い方や図表の作成など、授業で扱った内容に類似した作業や発展的なトピックを適宜、紹介しますので,時間外に繰り返し練習して身につけるようにしてください。また、繰り返し用の練習問題をリアクションペーパーとして、提出してもらいます。

学生へのメッセージ
授業ではエクセルを用いて、作図、計算を頻繁に行います。パソコンの操作の習得は習うより慣れろの部分が大きく、ステップバイステップで身につくものです。授業で扱った操作を分からないままにしておくと、できないことが授業を通して累積していきます。皆様がつまづくポイントは人に聞けば解決することがほとんどですので、分からないことがあれば私か周りの人に聞くなり、インターネットで調べるなりして、すぐに解決するようにしてください。