人体計測学演習T[26R1010]

科目名
Course Title
人体計測学演習T[26R1010]
Practice in SomatometryT
科目区分・科目種 人間環境工学科 クラス 共創工学部
コンピテンシー ○他者理解力,○省察的思考力,○自己制御力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 2

担当教員 近藤 恵
長澤 夏子
学期 1学期
曜日・時限・教室
月曜 1 4 人間環境科学実験実習室

受講条件・その他注意
人体に興味のある学生に是非勧めたい科目である。他人の身体に触れたり、自分が触れられたりするのが不得手な人には向かないことに注意。
人体計測学演習Uを続けて履修すること。ただし、建築士受験のために履修したい学生の場合は、人体計測学演習Tのみの受講も可。建築士受験関連科目。

授業の形態
演習

教科書・参考文献
授業時に配付する資料

ALH区分
ALHを実施しない

評価方法・評価割合
期末試験=50%,小論文(レポート)=10%(学期末に提出),授業への参加態度=40%

主題と目標
授業の概要:
人間環境工学基礎科目群の工学系科目として2年次前期に履修する科目である。
人体の形態を見る目と表現する方法を修得する。具体的には、人体寸法計測ができるようになり、計測した人体寸法データの処理ができるようになることを目標とする(専門知)。特に、建築・プロダクトの設計寸法に、人体寸法、可動域寸法・余裕寸法などのデータを利用する方法について学び、計測の意義を理解する。
このために、解剖学的特徴点の同定の仕方、それを理解するために必用な基礎的な骨学の知識を概説し、計測者として被験者に対する配慮の仕方などについて、講義および演習形式で学ぶ。

授業の到達目標:
上記の知識と方法を学んだ上で(専門知)、計測者、計測補助者、被験者の3つの役割を実際に体験し、その過程において、計測者として、被験者に対し、各計測項目ごとにどのような説明をすれば的確な指示を与えることができ(対話力)、計測が正しくかつ効率よく実施できるかを、各自で工夫し結論を出せるようにする。さらに、データの処理方法を習得し、様々なデータ群について適切な処理ができるようにする。また、どのような応用研究が可能であるかについてアイデアを出せるようにする(発見力)(専門知)。
建築やインテリア・衣服・プロダクトなどの設計においては、人体寸法・可動域と動作寸法・所作寸法などをもとに空間や物の寸法を決めることが重要であること、使いやすいものとなることを理解する。(専門知)

授業計画
第1回
人体計測の目的と歴史について講義する。建築と人体の関係について講義する。授業の目的・概要・評価等について説明する。(近藤恵、長澤夏子)
第2回
建築と体幹寸法・動作寸法の関係について講義する。(発見力)
骨格についての講義および骨の観察とスケッチ@体幹部(専門知)(近藤恵、長澤夏子)
第3回
建築と四肢寸法・可動域寸法、・余裕寸法および動作計測の方法の関係について講義する。(発見力)
骨格についての講義および骨の観察とスケッチA上肢(専門知)(近藤恵、長澤夏子)
第4回
建築と四肢寸法・可動域寸法、・余裕寸法および動作計測の方法の関係について講義する。(発見力)
骨格についての講義および骨の観察とスケッチ➂下肢(専門知)(近藤恵、長澤夏子)
第5回
建築やプロダクトに関連する人体寸法データ利用の実際について講義する。(発見力)
骨格についての講義および骨の観察とスケッチC頭顔部(専門知)(近藤恵、長澤夏子)
第6回
解剖学特徴点の同定のしかたを学ぶ。(専門知)(近藤恵)
第7回
計測器の使い方を学ぶ。計測の心得および被験者への接し方を学ぶ。(専門知)(対話力)(近藤恵)
第8回
計測点の特定のしかたおよび計測項目について学ぶ。(専門知)(近藤恵)

時間外学習
骨のスケッチは、授業時間内に完了できないことがある。その場合は、各自、教員にアポイントを取り、指定の場所で作業し、完成させること。

学生へのメッセージ
身体の計測点同定と計測の実習を行うときは、袖無しのシャツと短パンやスパッツのような、計測点が出るような着衣を用意する必要がある。ジーンズなどの厚地のものは不適。
計測者として他人の体に触れたり、被験者として体に触れられたりするので、そのような接触が苦手な人には向かない科目と思われる。