言語情報学演習[26R3016]

科目名
Course Title
言語情報学演習[26R3016]
Seminar on Linguistics and Information Science
科目区分・科目種 文化情報工学科 クラス 文化情報工学科
コンピテンシー ◎創造的思考力,◎他者理解力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 23

担当教員 伊藤 さとみ
学期 後期
曜日・時限・教室
月曜 9 10 文教育学部1号館303室

受講条件・その他注意
特になし

授業の形態
講義,演習

教科書・参考文献
北原真冬ほか著「Praat入門」

ALH区分
ALH(自発的な学習時間枠)※を実施する

アクティブラーニングの技法
ブレインストーミング

評価方法・評価割合
実習成果=45,授業への参加態度=45,ALH(自発的な学習時間枠)=10

主題と目標
文化情報工学科発展科目として3年次後期に履修する人文情報学(6分野)の一つである。言語情報学は、言語学の諸分野とデータサイエンスの手法を合わせた分野である。この授業では、前期に学んだ言語学を構成する下位分野、形態論、統語論、意味論、語用論、音声学、音韻論について、各自が音声との対応を探求する。言語学の各分野の概念についての理解を深めるとともに、音声にどのように反映されるかを理解する。

授業計画
第1回:導入 自分の興味を持った言語現象について紹介しあい、それが形態論、統語論、意味論、語用論、音声学、音韻論のうちのどの分野で扱われる問題なのかを理解する。
第2回:形態論における諸現象を論じ、音声との関係を理解する。
第3回:形態に関わる現象について、音声を可視化して検証する。
第4回:統語論における諸現象を論じ、音声との関係を理解する。
第5回:統語論に関わる現象について、音声を可視化して検証する。
第6回:意味論における諸現象を論じ、音声との関係を理解する。
第7回:意味論に関わる現象について、音声を可視化して検証する。
第8回:語用論における諸現象を論じ、音声との関係を理解する。
第9回:語用論に関わる現象について、音声を可視化して検証する。
第10回:ALH1「言語実験を設計しよう」 言語学のいずれかの分野を選び、言語の産出実験または知覚実験を設計する。
第11回:英語の選択疑問文についての論文を読み、音声と意味のかかわりを理解する。
第12回:英語の選択疑問文の実験に倣って、特定の構文を可視化して検証する。
第13回:疑問文や反語文の普遍的特性を講義し、構成する素性を理解する。
第14回:疑問文や反語文の音声を可視化して、検証する。
第15回:講義内容全体のまとめを行い、各自が授業で学んだことを報告する。

時間外学習
各章ごとに、前期に学んだ概念を復習し、音声とのかかわりを提案できるようにしておいてください。

学生へのメッセージ
音声は瞬時に消えてしまうものなので、耳がよくないと分析が難しいと思われがちですが、可視化の方法を使えば、だれでも分析することができます。言語の音声を分析する方法を学び、音声に隠れたいろいろな規則や意味を見つけましょう。

学生の問い合わせ先
ito.satomi@ocha.ac.jp